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宇治茶まつり [Tea Time]

今日は文化の日。って事で、先月お茶の記事を書いていたので、古くはなりましたがアップしておきます。

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先月初旬宇治橋一帯で、宇治茶まつりが開かれた。普段生活しているすぐ近所で何かしら伝統的な祭りが催されるというのはとても新鮮だ。興味津々のガーデナーは相棒maruを誘い、朝からカメラを携え、いそいそと宇治橋へと出かけて行った。

「名水汲み上げの儀」から始まるのだが、九時前にはすでに関係者と見物客で橋周辺は結構な人だかりだった。橋の上では今が何時代がわからなくなるぐらい古風な装束の人達と、橋の下では最先端技術を駆使したレンズ群が、同じ瞬間のために待機している。

(→maruさんもスタンバイOK)

何の合図もなく、するすると井戸のつるべのごとく、木製の器が欄干から下りてきた。高度が下がるに従い、振り子のように反動をつけ、つるべはくねりながら宇治川の流れに引き込まれるように着水し、執拗な水の誘惑を断ち切るかの様に、ゆるゆるとと引き上げられて行った。川の水を汲むと言う単純な行為なのに、何故だか厳かで緊張感が漂う。皆固唾を呑んで見守る中、つるべは三回着水し、三回ゆるりと吊り上げられた。

これで終わりかと思いきや、今度は人足みたいな装束の人達がやってきて、うやうやしく茶壷らしい物体を籠に乗せ、身分の高そうな人達を先頭に行列して行く。少し上流の興聖寺で「茶壷口切りの儀」があるそうで、おそらくそこまで汲んだ水と共に運んで行くのだろう。

儀式の見物のため、河原まで降りていたガーデナーとmaruは、そんな行列はそっちのけで、周りの植物達に心を奪われていた。朝の河原はすがすがしく、鳥も蝶も舞い、心癒される風景である。釣り糸を垂れる人、鳥を観察する人、散歩をする人や一休みしている人がいる。皆思い思いに朝の河原を楽しんでいた。

(←ススキ:→可憐なノゲイトウ、う〜ん、お持ち帰りすればよかった^ ^;)

川の中央にある橋島に出てきたガーデナー達を迎えたのは、つつましやかな出店だった。屋台と言うにはあまりに商売っ気のない手作りの品々がテントの下に展示されていた。その間ようやく行列は朝霧橋を渡り、対岸の寺へと向かっていた。

(←山野草の店も。興奮して指がフレームに??)

朝霧橋からの眺めを楽しみながら、対岸に出ると朝の十時だった。観光客らしき人影があちらこちらに現われた。なんだかお茶が飲みたくなった。看板を出してようやく目覚め始めたばかりの茶店に寄り、かぶせ茶を頂く。茶碗に直接茶葉を入れ、ふたをずらしながらすすって頂く方式が面白くて気に入る。葉が開くのを待つ間、時間がゆったりと流れて行く。

(←入れ方も教えてもらえる:→五煎目を飲んだあとは、ポン酢をかけて茶葉を頂く。美味♪)

帰りに商店街を歩いていたら、上林記念館(かんばやし)と言う古びた長屋が目に止まった。お茶つながりなので、ものは試しと入ってみる。中には昔の製茶に使われていた道具や茶壷が展示されてあった。建物の構造自体も昔からそのまま保存されている。江戸時代に盛んであった「お茶壷道中」で使われた籠と茶壷を見ていると、先ほどの行列の光景と相まって想像が膨らむ。新茶献上のため、皇室と同等扱いだった「お茶壷様」が通る時、大名行列はひれ伏し、周りの住人達は息をひそめて通り過ぎるのを待っていたらしい。

♪ずいずいずっころばし ごまみそずい
茶壷に追われてト(戸)ッピッシャン
抜けたら(通過したら)どんどこしょ

子供の頃意味もわからず口ずさんでいた唄が、お茶壷道中を唄ったものだと言う解説を見て目からうろこが落ちる。

帰りに茶染めのテーブルセンターをおみやげにして、タイムトラベルの余韻にひたるガーデナーであった。


(←記念館の前のお庭)

(撮影:10/7)


気まぐれガーデンランチ@西陣 [Tea Time]

今日は朝から雨模様。ベランダの子達は、水は要らないとばかりにぴんぴんしている。ガーデナーは安心しすぎて、ちょっぴり遅い朝を迎えた。

雨の日になったら行こうと思っていた美術館がある。相棒maruが前から行きたがっていた楽(らく)美術館だ。性懲りもなくまた週末に京都へ行く事になってしまった。美術館は京都御所から徒歩圏内なので、電車で行けなくはないが、雨で空いているだろうと車で行く事になった。

特に混む事もなく、美術館の駐車場に停める事が出来た。ちょうどお昼時で、向かいにこれまたちょうどいい具合に店がある。最近増えてきた町屋を改造した所らしいが、京都独特の間口の狭いアプローチから中は伺えない。

お昼はコース一種類のみ(しかも三千円以上)、小さなお子様連れ、喫煙もご遠慮と言うなかなか強気の文言で、客を限定する所が逆に探求心をそそってくる。意を決して突入する事にした。

傘を差せば間に挟まりそうに狭い竹のアプローチを抜けると、急に開けた坪庭に出た。まだ青々としたシンボルツリーの楓、その奥にサザンカがひっそりと咲いている。見とれていると、ドアが開いた。なんだか普通のお宅に迷いこんだかのような店内だ。

靴を脱ぎ、スリッパに履き替え、窓から坪庭が見渡せる特等席を陣取る。対角線上には和室が見え、ちょうど坪庭を取り囲む形だ。妙に落ち着く店内は、いや、店内と言うより普通の家でダイニングに通された雰囲気がする。

ゆっくりと出されて来る食事達は、一つ一つ異なるアンティークの器に、丁寧に盛りつけされている。家の雰囲気にあった優しい暖かみのある味がした。

ぼんやりと別に話をしなくても、庭を眺めているだけで時間が過ぎる。家が周りに密集してあるはずなのに、それも感じない。ほんの一瞬の内に、どこか別世界に来たのかと思うくらいの静けさ。不思議な空間だ。ゆったりと食事が進み、もうデザートの時間だ。お手洗いの帰りに和室の方から見た庭はまた別の表情に見えた。

陽当たりは悪いのかもしれないが、昔ながらの町家の庭はなんだかしっくりとくる。とってつけたように英国風を気取った庭よりも、ずっと品格がある。世話をする庭ではない、眺める庭。花が咲き乱れている訳ではないが、だからと言って寂しい感じもない。植物の数は少ないが、樹木や石で形が完成しているからなのだろうか。これも庭のあり方なんだよなと改めて感心しながら、ガーデナー達は楽美術館に向かった。

*****おまけ*****
帰りに寄った京都御所の樹木と錦市場近くで食べたクレーム・ブリュレ。よく歩いたし、よく食べたな^ ^

*****参考ページ*****
・楽美術館→http://www.raku-yaki.or.jp/museum/index-j.html
・ShiじMa→http://www.kyoto-tv.com/matiya/shijima/shijima.html
・京都御所→http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/kyoto.html



ガーデンランチ@肥後橋 [Tea Time]

今日から9月。9月の声を聞くと、いよいよガーデニングの季節到来である。来春のための球根や種や苗を注文し、剪定、株分け、植えつけと、ガーデナー達が一年で一番忙しくなる時期、すなわち一番楽しい時期なのだ。

しかし今週ガーデナーは心の本業であるガーデニングができず、ずっと大阪の都心部にて世を忍ぶ仮の姿で仕事をしていたのである。心の本業が仕事と直結すれば、仮の姿でいる必要はないのだが、今の所、心の本業では無収入。なので、可愛い苗や資材を買うために、ひいては庭を買うためと言い聞かせ、日夜とりあえず頑張っている「ふり」をして日銭を貯めているのである。

お客さんの都合に合わせて動くので、お昼休みは基本的に不規則なのだが、今週は一日だけ自分一人でゆったりとできる小贅沢な時間が持てた。

ガーデナーが出没したのは、大阪市西区のビジネス街、肥後橋界隈。ここはビジネス街らしく、手頃な値段で「ええもん」が頂ける。まだ昼食時間よりも少し早かったので、その店にガーデナーは一番乗りだった。大阪市内はやたら川と橋が多いのだが、この店も川の側にある。昔弁護士事務所であったレトロな建物は、今は自然食が売りのフレンチ・カフェに変わっている。(調査結果によりますと、昭和初期に建てられた登録有形文化財でロマネスク様式だそうです。)

店内に入ると愛想のいいギャルソンと静かなジャズがお出迎え。奥のお気に入りの席を陣取る。ここにはガーデンと言うスペースはないのだが、窓から緑が見える。ほんの猫の額ほどのスペースながら、ハーブらしきものや常緑のアベリアなどが植栽されているのだ。店内にも観葉植物がセンスよく並べられている。一人でお昼をするにはあまり騒がしい所より、ゆったり美味しく食べられるのが理想だが、ここはそれが実現できる数少ない店の一つだ。

注文をして待つ間も緑を眺めて楽しむ。人がまだ来ないので、携帯カメラで店内を撮ってみた。最近調子が悪いと思っていたら、知らない間に接写モードになっていた事にやっと気づいた。そんな事をしていたら、仕事の電話がかかってくる。嫌な予感はしたが、案の定、予定時間より早く戻れとのお達しだった。休み時間の電話は知らんぷりするに限る。

ほどなく、お昼が到着。「本日のランチは有機豆腐ハンバーグでございます。」玄米に総菜8種もついてヘルシー。しかも1,000円でおつりがくる。つかの間の幸せである。

少し休み時間が削られたので、予定を変更し、ここでティータイムを楽しむ事にした。追加でミルクティーを頼む。ここは有機紅茶を出してくれる。和風な食器に出てくるのがまた気に入った。ケーキも欲しい所だが、ここは涙を飲んで我慢する。

気がついたら店内は結構人で賑わってきた。一人でお昼をとる人も見かけた。辛口ガーデナーが一言ケチをつけるとしたら、ここは川の側なので、店内に蚊が潜んでいる事だ。早い時間に一人で来たガーデナーは、やはり狙い撃ちにあってしまった。この時期本当にしつこくてかゆい。

ゆったり束の間のお昼を楽しんだガーデナーは、かゆい左足を引きずりながら、しぶしぶ仕事場に戻っていった。











歌笛堂にて [Tea Time]

今日は抜ける様な青空に、一片の雲もない。蝉の声も一層元気だ。夏はまだまだ自己主張を続ける。最高気温は微熱並みだが、風に微かな秋の気配も漂う。

疲れたベランダの子達の枯葉を整理していると、ワイルドストロベリーが目立たぬ花をつけていた。今までもぽつぽつと咲いていたのだが、タイミングが合わず、ちゃんと撮れていなかった。かわいい実をつけるのはいつだろうか。

午後からは歌笛堂(かふぇどう)に、前日できたブリザーブド・ブーケとカメラを持っていそいそと出かける。実は店長から、ホームページに使う写真を頼まれていたのだ。今まで勝手に店内や庭園で撮ってきた写真をブログにアップして、楽しんできたガーデナーだが、人に頼まれて写真を撮るのは初めてだ。カメラの練習がてら撮っていたケーキの写真を店長は気に入ってくれ、一部ホームページに採用して頂いていた。http://cafedo-tachi87.com/index.html

今回は店の中央に置いてあるグランドピアノがモデルであるが、ちゃっかりガーデナーはブーケも撮るつもりである。最近携帯カメラの調子がどうもおかしい。いつも教室でアレンジメントが出来た後に記念撮影するのだが、今度もぼやけてしまってうまく撮れなかった。家の中も光がなくて、綺麗に写せない。ならば、歌笛堂で撮らせてもらい、ついでに置かせてもらおうと考えたのだ。この頃アレンジメントする事自体が楽しくて、作品を家に残す事があまり目的でなくなってきた気がする。むしろ置く所がなくなって来たと言うべきだろうか。最新作の和風アレンジも結局持って帰らず、そのまま教室に飾ってもらっている。

店内には一組お客さんがいたが、ほどなく帰られた。そこで、にわかカメラマンのガーデナーが慣れぬ手つきで、三脚を立て、カメラを構える。何回か試し撮りをして、いよいよモデルさんの登場だ。普段は布に覆われ、アレンジメントやチラシが乗せられているが、そのピアノの全貌が明らかになった。

反対側へ移動したり、レンズを変えたり、大騒ぎをしながら撮影する。三脚を立てるとピント合わせは楽であるが、その分構図を考えたり、ホワイトバランス(太陽マークか電灯マークかを選ぶだけ)だの、露出補正(画面の目盛りをマイナス方向にしたり、プラス方向にしたりすること)だの設定を変えたりするので、いつもの倍以上疲れてきた。普段は「綺麗なお花!」パシャ、「あっ、ここにも可愛い子が!」パシャと言うリズムで撮っているのに、今回はこんな感じである。

「むむ、変な物が入るな」ゴソゴソ(片付ける、もしくは移動)、「ピント合わせと、、、」パシャ、再生。「なんか、色が変だな」WBボタンを押して、太陽マークから電灯マークに変更。パシャ、再生。「店長、どっちがいいです?」「こっちかな」太陽マークに再び変更。「むむ、なんか明るいな。」Avボタンを押しながら、ダイヤルを回して、目盛りをマイナス方向にちまちまとずらす(これを露出補正と言うらしい)。またピント合わせ。パシャ。再生。移動。またピント合わせ、、、、

ああ、書いているだけで疲れる作業だ。そんな事してる間に、いつの間にか三脚が傾いてきて、ガーデナーは変な姿勢を強いられるし(何故?)、カメラを縦にしようと適当にネジを回したら、カメラを支えている台がすっぽり取れてしまったり、撮影は予想以上に困難を極めた。

一旦休憩。普段使わない頭を使い、今日のガーデナーは糖分が大量に必要だ。紅茶とチーズスフレを頂く。が、あまりにも美味しそうなケーキを前に、ガーデナーは撮る前にがっついてしまった。よって画像なし。

栄養補給をしたら、すっかり元気になる。持ってきたアンティーク・ブーケと店内に飾ってもらっている子達を撮る。ああ、可愛い(親バカその1)。やはり、ここのインテリアにぴったりだ。家にいる時はそれほど見栄えがしなかったのに、すっかり店内に馴染んでいる。

ガラスの花器に差しているだけだが、他の子達と比べてもあまり違和感がない。積極的に売り物にしたくないと言う点で店長と意見が一致し、値札は付けない事にした。特別に引き取りたいと言う人が現れるまで、この子は店内の看板娘になってもらおう(親バカその2)。

事前に確認しなかったため、バッテリーの残量があと少しとなっていた。しかし、意外と撮れるものだ。店内自慢のトールペイティングや食器も撮る。先ほど撮り忘れたお約束のティータイム写真も、やらせで撮る。(本日のケーキは、濃厚なチーズスフレです^ ^)

もう集中力がなくなって来たので、再び休憩し、店長とよもやま話。そんな事している間に、気がついたら店内の時計は6時を回っていた。帰る時に、店長は撮影のお礼にと、ケーキとパンをお土産につけてくれた。無銭飲食した上に、お土産付きなんて、そんな価値のある写真をガーデナーが撮れたんだろうか。一抹の不安を胸に、親切な店長に恐縮しながら、ガーデナーは明日のティータイムを夢見ていた。

****おまけ:歌笛堂について****
これまでのいきさつについては、過去記事をご覧下さい。
http://blog.so-net.ne.jp/hanahana-slow-life/2006-04-29
http://blog.so-net.ne.jp/hanahana-slow-life/2006-06-08
http://blog.so-net.ne.jp/hanahana-slow-life/2006-06-30


ティータイム [Tea Time]

ようやく怒濤の仕事から解放された翌日は、ティータイム三昧である。よく遊びに来て下さる皆様には自明の理であるが、ガーデナーは無類のお茶好きである。

家の在庫を確認したら、とにかく夥しい数のお茶が出て来た。紅茶では、セイロン、ケニア、アッサム、ダージリン。今は定番中の定番と言った種類しかなく、とっておきの茶葉は切らしている。葉もすべてブロークン・オレンジ・ペコで、一言で言うと、すぐに色の出る細かい「安い」茶葉ばかりである。しかしこれでも一応有機栽培の茶葉だ。毎日飲むので、すぐに在庫切れになる。

緑茶はまだ新茶が余っている。初刈り新茶に、刈り新茶。普段使い用もあるが、最近はあまり飲んでいない。緑茶をおいしく飲もうと思うと、80℃にさまさないといけないため、保温ポットを使わないガーデナーにはとても面倒くさい。夏の間は煮出して冷やす麦茶に取ってかわられた。しかし、今は麦茶も在庫切れなので、ルイボスティーと刀豆茶(なたまめちゃ)が代用されている。

ハーブティーは、ベランダの子達から葉を失敬するか、からからに乾燥したカモミールをかき集めるかであるが、面倒臭い時(つまりほとんどの場合)はティーバッグを利用している。在庫を見ると、ローズヒップ・ティーが売る程出て来た。あと「Throat Tea」と言う、喉に効くブレンド茶もあった。冬に買って忘れていたのだろう。

その他、中国のお土産物やら、飲んで嫌になった甜茶などがぞくぞく出て来た。賞味期限はくれぐれもまめに確認した方が身のためだなと反省する。

さて、水やりも終わり、洗濯も干し終えたら、待望のお昼前のティータイム。11時頃に頂くのでイギリスでは、イレブンジズ Elevensesと呼ばれている。そんな習慣を知ってか知らずか、大体その前後に一服はしたくなるものだ。勤め人だった時も、会社に着いたら、まず朝のモーニング・ティー。そしてイレブンジズ。お昼があって、食後のお茶。三時にはアフタヌーンティーと銘打って、お茶を飲み、5時ぐらいに終業前の一杯を頂いていたものだった。ティータイムの合間に仕事をしていた様なものである。

本日のイレブンジズは、頂き物のカステラと、お気に入りのロイヤル・コペンハーゲンの器で楽しんでみた。テーブルアレンジとして飾った青いバラも一緒である。そして青つながりで、茶葉が開くのを待つ間、しゅうさんお手製のターコイズ・ビーズのネックレスも飾ってみた。(しゅうさん、有り難うございます^ ^)爽やかな感じなので、茶葉は清涼感と収斂性でセイロンを選んだ。

午後から当地も雷がなり、にわかに暗くなり、雨が降った。ほどなくやんだので安心していたら、大阪北部、兵庫県阪神地区に「記録的な大雨」警報が出ていた。ベランダの子達の様子を見に行ったが、少し風が出ているぐらいで大丈夫そうだ。今はノエル君が頑張って咲き始めている。暑くなってから、この子はみるみる元気になってきた。シャウシャウとサーヤにはお礼肥を日曜にやった。次の日曜にはノエル君にもやって、秋剪定に備えよう。

警報が出ていたが、うちにはどうやら雨雲は到達しなかったらしい。リビングに西日が強く当たってきた。本当なら庭でお茶をしたい所である。昔から憧れていたスタイルだけれど、ガーデニングに夢中になってしまった今、自分の庭を見てゆっくり腰を落ち着けていられるかは疑問である。眺めたら最後、すぐに花がら摘みや草取りをしてしまいそうで、お茶どころでなくなるかもしれない。まあ、それも庭を持った後の心配だ。

そろそろ、遅いがアフタヌーンティーを頂こう。今回はアウトレットで見つけた、大倉陶園の器(廃盤らしい)で味わうことにする。花がないので、初期に習ったワイングラスのアレンジを飾ってみた。

まだ残暑は厳しいが、朝夕の風や日差しにどんどん秋らしさが増してきた。あともうすぐで、ガーデニングも忙しくなるし、紅茶のおいしい季節がやってくる。そう思うと、ガーデナーは今からなんだかわくわくしてくるのだった。

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しゅうさんの素敵なビーズ作品はこちらでご覧下さい^ ^
http://blog.so-net.ne.jp/teshima078814/2006-08-07




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