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 [お散歩]

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いよいよGW本番になると、気になるのが平等院の藤である。ただ今年は気温の高い日が続いていたので、開花が一週間早かったらしい。今日でもうすでに満開で、連休の頃にはしおれてしまうぐらいの勢いなんだそうだ。

 

外からまだかまだかと機会があれば、花時を伺っていたので、しっかり八分咲きの時に写真は撮って来た。この頃の方が満開の頃よりも藤色が濃く、ガーデナー好みなんである。

 

最初に宇治に引っ越して来たばかりの頃に、偶然見たのが平等院の藤だった。有名だとはつゆ知らず、こんなに立派な藤があるのかと衝撃を受けた。房の数や長さ、太さともにここまでの藤を見た事がなかったからだ。

 

昨年は意気込んで出かけたものの、何と6年ぶりの不作。あれから1年たって、ようやく念願のふさふさの藤に出会えたのである。

 

(←藤のカーテン越しに見る平等院鳳凰堂)

 

 

 

 

 

 

 誰が数えたのか知らないが、不作の去年の房の数は3,000本。今年は5倍増の15,000本なんだそうだ。数はともかく、見た目に違いは歴然。とにかくふっさふさである。

 

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 (↑ちなみに昨年4/27の藤はこちら。寂しい; ;)

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(↑そして今年はふっさふさ♪4/26撮影)

 

この品種はノダフジで、樹齢は約250年。大概、藤棚に仕立てられているのはこの品種で、房が1mに達し、中には2mに達するものもあるそうだ。何でこんな名前かと思って調べてみたら、品種の発祥の地が大阪市福島区野田と言う所で、その野田をとって、ノダフジ(野田藤)と言うのだそうだ。桜で言うとソメイヨシノ(染井吉野)みたいな感じだろうか。

 

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(甘い香りが漂う藤シャワー♪)


藤が咲いたら、今度はバラの登場である。4月中にあまりにも夏日が続いていたので、気温がここでキュッと下がってくれたらなあとつぶやいていた。そのガーデナーの声が聞こえたのかどうかはわからないが、GWに入る直前に寒波がやって来てくれた。これで、バラの花色がとても美しくなってくれるはずである。

 

昨年は、我が家のバラも「不作」だったので、今年は平等院の藤の様に復活して、美しい花色を見せてくれるのではないかと密かに期待を寄せている。

 

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(←今日5/1満開の藤、→アオサギも見に来てました^ ^)

 



黄金のバラ [お散歩]


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花筏が川を下り、花見客の姿を見かけなくなった頃、宇治川沿いでは、ぼつぼつとサトザクラが八重のぼんぼりを下げていき、のんびりと釣りをしたり、散歩をする人をちらほらと見かける程度になった。またGWの頃は新茶や平等院の藤で賑わいを取り戻すだろうが、ほんの束の間の休息のような静かな週末に、ガーデナーは相棒maruと宇治川に向かっていた。

 

正確に言うと川に行こうとしていた訳ではなく、その借景になっている山の一つ、大吉山(だいきちやま)に向かっていたのである。宇治神社、宇治上神社を通り過ぎ、源氏物語ミュージアムに向かう「さわらびの道」の途中に登り口がある。

 

ここはあまり観光客はやって来ないが、地元の人がピクニックがてらにやってくる憩いの場なのだ。山と言っても、標高131mで、ものの20〜30分もあれば展望台に辿り着いてしまう。しかも道は綺麗に自然歩道として整備されているので、普通の靴で楽々登れてしまう、軟弱者のガーデナー達にうってつけの山なのだ。

 

地元の人にこの山の事を教えてもらって以来、何度となく登り、お手軽な山登り気分を味わっていたのだが、この時期に行こうと実は昨年から密かに楽しみにしていたのだった。それはJapanese Rose、英名で「日本のバラ」と言われる、あの「黄金のバラ」が咲いているからである。

 

 

 

 

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春の宇治川 [お散歩]


世の中にたえて桜のなかりせば

春の心はのどけからまし

 

今週とうとう当地でもソメイヨシノが満開を迎えた。いよいよお花見計画も佳境に入る。桜の見頃も、3月のカンヒザクラ、枝垂れ桜と来て、ソメイで折り返しと言う所だろうか。その後は紅枝垂れ、サトザクラとまだまだ続く。

 

開花した頃はワクワクしていたものの、これだけの期間「桜の追っかけ」をすると、正直中だるみもあるし、花見疲れもある。桜も見たいが、花壇の子達も気になる。とかくこの時期は気ぜわしい。本当に桜がなかったら、もう少しのんびりできるかと、ふと思ったりもするものだ。

 

そんな事も思いながら、今週最初のお花見は、再び宇治川である。宇治川しだれは色褪せてくるが、ソメイが川縁をあでやかに染め上げて、春の絵巻物が完成する。川に山、橋に船と舞台装置が揃えば、桜色も一段と映える。あとはただぼぉっ〜とあたりの風景に身を委ね、眺めていればいい。人が多くても、このタイムカプセルのような空気感がやさしく体を包みこんでくれる。

 

それでは、しばらく一緒にゆるりと歩きましょう。

 

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(↑宇治橋から眺める宇治川、左が朝霧橋、右が橘橋、真ん中が橘島)

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(↑橘橋から花見舟を見る)

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(↑橘島から眺める朝霧橋)

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(↑宇治川しだれ、広角レンズはいいですね^ ^v)

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 (↑桜の影から平等院を覗き見^ ^;)

 

宇治川沿いをこうしてゆるゆる散歩をすると、花見で気ぜわしい春の心も、ほんのひと時「のどけしく」なるのかもしれない。

 

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(撮影:4/7)


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宇治川しだれ [お散歩]

春の宇治はゆるい。

 

春はただでさえ、ぼぉっとした雰囲気が漂うが、宇治川周辺では、時が止まったかのようなぼぉっ〜とした空気も加わって、もうゆるゆるなんである。大阪に比べると、ここでは人も、ゴキブリも、蚊も、全ての動きがのろい感じがする。大阪人だったガーデナーも、ここに住んで2年近くが経つと、このゆるゆる感が心地よく、今では、大阪市内のあのスピードで歩く人達を見るとクラクラするほどである。

 

今年は花粉症がひどく、大好きな「宇治川ゆるゆる散歩」を封印していたのだが、あの「宇治川しだれ」が気になり、ここ2、3日出歩くようになった。

 

「宇治川しだれ」は、橘島と言う宇治川の中の島に立っている、比較的小振りな枝垂れ桜である。周囲のソメイヨシノより一週間ぐらい早く見頃を迎えるので、まだかまだかと足しげくチェックしていたのである。ソメイヨシノが見頃を迎える頃には、さくらまつりが開かれ、おそらく人出も満開のはずだ。ちょうど今週末がそれにあたるので、その前がしだれ鑑賞には最適である。

 

まずは、腹ごしらえ。昨日は風が冷たかったが、今日はまだましである。ソメイはまだちらほらとしか咲いていないが、これぐらいの時が静かでいい。たまに来る花見舟や桜の木でお食事中の雀を眺めながらのランチタイム。今日は、自分で作ったのがほうれん草と春菊のおひたしだけと言う、超手抜き弁当だが、景色の御陰で美味しく頂けた。

 宇治川しだれ0001.JPG宇治川しだれ0001_2.JPG


目的のしだれは、ほぼ満開だった。この前の土曜はまだ3〜4割ぐらいだったが、早いものである。円山公園の枝垂れに比べたら、赤ちゃん桜かもしれないが、それでもなかなかうまく写真のフレームにはまらない。一体どう撮れば綺麗に撮れるのか、全くわからないが、目で鑑賞すると、後ろの山が借景になり、遠目に割と映える桜である。

 宇治川しだれ0001_3.JPG宇治川しだれ0001_4.JPG

←宇治川しだれの左半分^ ^;,→隣のソメイで食事中の「緑の妖精」メジロの撮影に初めて成功!やったv)

 

もう少しゆるゆるとしていたかったのだが、しだれ付近は砂利が敷いてあるせいか、花粉症の「発作」で鼻がジュルジュルになってしまった。昨日は何ともなかったのに、残念である。午後から人も増えてくる事だし、早々に退散する事にした。

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家に帰って、花壇の子達に挨拶をして、特製「花粉症ブレンド」のハーブティーを頂く。偶然ガーデナーが編み出したブレンドなのだが、これが実に効く。しかも即効性である。

 

市販のカモミールティー(注)のティーバッグに、花壇のペパーミント(注)を適当に駆除を兼ねて小皿一杯むしり取り、レモンバームの新芽をプチっと一組頂いたのと、吉野のくず飴をポットに加え、あとは熱湯を注ぐだけである。飴玉の代わりに、普通のお砂糖を少し加えるだけで、アクがとれる。立ち上るスッーとしたミントの香りが、鼻から入り、ポット一杯分を飲み終わる頃には、つまった鼻腔も広がるようで、鼻ジュルジュルは止まっているのだ。

 

ミントもレモンバームもシソ科なので、花粉症には効くらしい。カモミールはキク科だが、同じく抗ヒスタミン作用があるらしく、ちゃんとハーブの本にも花粉対策として紹介されていた。

 

今度は朝からのこのハーブティーを頂き、万全の態勢でお花見散歩を満喫しよう。花壇の子達の恵みに感謝し、宇治川しだれの余韻を楽しんだ1日だった。

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(撮影:3/31)

*****

注意 カモミールやペバーミントは、妊娠中、授乳中、幼児の使用は避けて下さいね。

 

***追記***

ハーブの参考文献はこちらです↓

 

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秋色探し [お散歩]

11月半ばでも、当地では昼間はコートがいらない暖かさが続いている。それでも確実に日照時間は短くなっている。「例年の気温」はあてにならないが、日照時間は毎年変わらない。植物達はそれに敏感に反応して、葉を落としたり、新芽を伸ばしたりと、それぞれの冬支度に余念がない。

ある晴れた平日、ガーデニング作業も一段落したので、少し外へ秋色探しに出かける事にした。東南の角にあるうちのイロハモミジは、猛暑のおかげで、紅葉を前に早くも落葉したりしている。常緑のソヨゴでさえ、一部枯れている有様だ。宇治川沿いのあのモミジ並木はどうだろうか。この時期、あえて週末に出向いていくのは控えていたが、平日なら大丈夫だろう。カメラを片手に散歩に出かけた。

ガーデナーの目論見違いに気づいたのは、駅周辺に来た時だった。ガイドブックを見ながら、うろうろしている4-5人グループを何組か目撃する。川に近づくほど、その数は増えている。宇治橋に来ると、明らかに普段の平日より人出が多い。常に観光客はいるし、自転車で通勤途中に、景色に見とれている人をうっかり引いてしまいそうになる事は今までだってあった。それにしても、、、。不安はよぎったものの、宇治川の色づいて来た景色に上機嫌でシャッターを押していると、そんな事はすっかり忘れてしまった。「綺麗やねぇ」と感嘆の声があちこちで聞かれたが、それは秋の観光シーズンのほんの序曲に過ぎなかったのだ。

お腹もすいたので、大好きな十割蕎麦屋で腹ごしらえ。腹ごなしに宇治川の東側を散策する。さすがに平等院のある西側は避ける事にした。琴坂のある興聖寺を目指すと、ひときわ目立つ銀杏の木があった。樹齢が相当ありそうだが、黄金色に輝く葉の色も見事ながら、何より樹形が美しい。よく街路樹として目にするが、可哀想な剪定をされている事が多いので、銀杏の木をこれほど美しいと思ったのは正直初めてだった。とても人気者で、人を入れずに写真を収めるのはほぼ不可能だった。

(←皆、順番待ち:→一部だけでもアップで)

午後になって、どんどん人の数は増えている。やたら車も通る。ようやく琴坂に着いたが、車と人でゆっくり写真はとれない。門のカエデは青々としていた。坂一体が赤に染まると大層美しいらしいのだが、、、。これは予想通りではあったので、引き返す事にした。

(角度を変えると、雰囲気は味わえるかも??)

朝霧橋の上が、人で埋まっているのを遠目に見る。早く退散した方がよさそうだ。と、あるご婦人が宇治川をバックに写真を撮って欲しいとデジカメを差し出してきた。この一眼レフを持っているとどうも誤解されるみたいだ。はっきり言っておくが、ガーデナーは全くカメラの事を知らないのだ。いきなり見た事のないデジカメを差し出されても、どこがシャッターだかわからないぐらいなのだ。まごまごしているうちに、橋を渡り終わった団体観光客の第一波に飲み込まれてしまった。あっけにとられていると、ガイドさんが「270名いますから、待ってたら大変ですよ」とこともなげに言い放って先導していった。それから、第二波、第三波ととめどもなく人が流れてくる。少し途切れた所でシャッターを押して、逃げるようにその場を立ち去った。

もうお散歩の気分ではない。橋を越えていくと、今度は花嫁さんと花婿さんが横切る。一体、今日は何の日だろう?

(←目をこらすと、欄干の上には人、人、人:→国際結婚らしく、花婿さんは外国の方でした。)

通園まで辿りつくと、多国籍な学生が抹茶ソフトを食べながら、固まって楽しそうに盛り上がっている。間違いなく観光地の風景である。茶団子だけを買って、さっさと駅に向かい、本来の用事を済ませに急ぐ事にした。

あとで、タクシーの運転手から、赤く染まる時期の目安を聞く事ができた。あの美しい銀杏の木は、不思議と毎年一気に黄金色に染まるのだそうだ。そして雨や風の後、一気に散るらしい。銀杏の葉が落ちた頃、回りのモミジ並木が真っ赤に染まり始めると言う。「私らはいつもあの銀杏の木を目安にしとるんですわ」

なるほど、これから橋を渡る時は、遠目にあの黄金色を監視していく事にしよう。宇治の観光シーズンはまだまだこれから続く。当分お散歩は早朝か午前中に行くのが、地元民の常識かもしれない。未だに「留学」気分のガーデナーには未知の景色がいっぱいだ。


(←一番赤かったモミジの葉:→京都市内の用事先で見かけた原種のフジバカマ。違いがわかる方、教えて下さい!^ ^;)

(撮影:11/14)

***おまけ***
今夜から冷え込むそうです。紅葉が進むには8℃以下の夜温が必要だとか。待ち遠しいですね^ ^


宇治川 [お散歩]

親愛なる皆様へ

長い間、何のお知らせもなく中断してしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m 暑さや仕事にかまけていた事も大きな原因ですが、今書きたいと思う事と「週末ガーデナーの日常生活」を立ち上げた時の気持ちがどうも合わなくなり、なかなか書き出せずにいました。

これからはガーデニングに留まらず、その時その時に興味のある事も気まぐれに書いていけたらと、「気まぐれガーデナーの日常茶飯」として軌道修正する事にしました。(とは言え、表面上は代わり映えしないと思いますが^ ^;)どうぞ今後ともよろしくお願いします。

気まぐれガーデナーより
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引っ越して、早や5ヶ月。猛暑の影響もあり、2階部屋は一向に片付かないものの、本棚も入って、パソコンのある場所がようやく「部屋」らしく見えて来た。あとはここにエアコンさえ入れば、立派な書斎になるはずである。と思っていたら、もう秋になってしまった。

当地、宇治については何の予習もなく住む事になったのだが、散歩してみると面白い発見がある。近いはずなのに、大阪とも京都とも違う雰囲気なんである。乱暴に言うと、奈良の素朴な古さに、京都のエスプリを足して、時代を一世代ほど巻き戻した、のほほんとした町である。最寄り駅から宇治橋に歩き、宇治川と山が織りなす風景を見ていると、なんだか自然と心身ともに「ゆるんでくる」から不思議だ。

(写真は朝霧橋から見た宇治川)

家の周りは普通の住宅街だが、ここでも子供達が元気に遊び回り、ガーデナーが幼少の頃の「昭和な風景」が広がっている。部分単線のJRの電車と言い、ここはやはり一世代ほど、時の流れが遅い気がする。場所自体がそうなので、もともとからものぐさなガーデナーは、加速度的にぼぉっとしてしまうのである。

相棒maruも「ぼぉっと病」が移ったのか、昼から仕事を休み、宇治に帰ってくる事が結構ある。駅で待ち合わせ、宇治橋へ散策すると、もうすっかりゆるみっぱなしである。「何か世の中に急がないと行けない事がありましたっけ?」と記憶喪失に陥る。

橋の近くの「通園茶屋(つうえん)」もそのタイムスリップに一役買っている舞台装置である。まだデータは少ないが、ガーデナーの現在の茶団子ランキング第一位は、この通園である。

(←通園、→川沿いに咲いていた萩に似た野草、ナンテンハギ?)

川沿いに歩いて行くと、大好きな蕎麦屋「しゅばく」、そしてお茶の飲み方を指南してくれる「匠の館」がある。宇治神社や朝霧橋付近に来ると、最近新しく出来た福寿園の宇治工房がある。茶寮もあれば、手もみ製茶も実際に体験できる。その向かいには小堀遠州ゆかりの朝日焼の店がある。全く知らなかったが、千利休の後継者の1人、茶人の小堀遠州がその審美眼において選んだ「遠州七窯(えんしゅうななかま)」があり、宇治の朝日焼がその一角をなしているそうだ。しかしその陶器の美しさを堪能するのに、ガーデナーはまだまだ人間が熟していないようである。

その先に興聖寺(こうしょうじ)もあるが、さらに歩を進めていくとガーデナーのお気に入りスポットに来る。何の標識もないが、そこから川を覗くと変な岩があるのだ。地元の人からは「亀石」として親しまれている。見れば、すぐに「亀」とわかるのだが、知らないと通り過ぎてしまう。その付近には「亀石楼」と言う宿屋があるだけだ。

(←亀は見えましたか?、→興聖寺の琴坂)

体力と時間に余裕があれば、さらに先へ行くのもいい。舗装はされているが山道の趣きを呈して来る。ハイキングコースでもあるその道を行くと、木製の吊り橋にでくわすはずなのだ(天ヶ瀬(あまがせ)吊橋)。噂には聞いていたが、とても美しい吊り橋だ。その橋から眺めると、周りの釣り人さえも絵になる風景が広がる。紅葉の頃はかなりの賑わいになるそうだ。軟弱者のガーデナーとmaruは、偶然車で通りかかったのだが、季節がよくなれば、歩いて来る方がいいと思う。

と、こんな散歩を夏の間して来たのだが、まだまだ探索する所はありそうだ。相棒maruは「ここに引っ越して来てから、『日本』に住んでるって感じがするなあ」とつぶやいた。それを聞きながら、日本人と言うより、まるで日本に留学に来た外国人のような気分がしているガーデナーであった。


(撮影:9月中旬)
*****参考ページ*****
*宇治市観光マップ→http://www.kyoto-uji-kankou.or.jp/others/map/smap.htm
*「通園茶屋」→http://www.tsuentea.com/jpindex.htm
*「しゅばく」→http://www16.ocn.ne.jp/~shubaku/
*「福寿園宇治工房」→http://www.ujikoubou.com/
*「朝日焼」→http://asahiyaki.com/
*「天ケ瀬吊橋」→http://www.global-kansai.or.jp/kansai100sen/fukei033.htm


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